AndroidでAPIレベルを変更する方法
本稿ではAndroid開発においてAPIレベルを設定する手順を記載していきます。
使用している統合開発環境によって手順が違いますので、
Android StudioとEclipseを例に説明していきます。
Andoid Studioを使用している場合
Android Studioを起動
- メニューから[File]→[Project Structure]を選択
- Modulesの[app]を選択
- [Flavors]タブを選択
- [Min Sdk Version]にAPIレベルの最小バージョンを数値入力
- [Target Sdk Version]にAPIレベルの最大バージョンを数値入力
Eclipseを使用している場合
Eclipseを起動してAndroidManifest.xmlを修正する
- AndroidManifest.xmlを開く
- uses-sdkを修正することでAPIレベルの変更が可能です。
下記の記述だとAPIレベル20~27に対応していることになります。
ちなみにmaxSdkVersionとtargetSdkVersionが同じAPIレベルの時は、maxSdkVersionを省略することが多いです。
<uses-sdk
android:minSdkVersion="20"
android:maxSdkVersion="27"
android:targetSdkVersion="27" />
uses-sdkで使用する属性について
minSdkVersion
アプリを動かせる最低のAPIレベルを指定します。
maxSdkVersion
アプリを動かせる最大のAPIレベルを指定します。
前述したとおりmaxSdkVersionとtargetSdkVersionが同じAPIレベルの時は、
maxSdkVersionを省略することが多いです。
targetSdkVersion
確実に動作することが確認されたAPIレベルを指定します。
アプリを実行する端末のOSバージョンがAPIレベルに対応していない場合、
アプリでエラーが発生するのでご注意ください。
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