【AWS】ELBの役割を解説
本稿ではELBの役割を簡単に解説していきます。
それでは次項を見ていきましょう。
ELBとは?
Elastic Load Balancingの略称で以下の役割を持っています
- アプリケーションのトラフィックを複数のターゲット(EC2インスタンス、IPアドレス等)に分散することができる
- メンテナンスや障害時には切り離せる
- ヘルスチェックでターゲットが稼働しているかの監視ができる
それぞれどういう動きをするのか具体的見ていきましょう。
アプリケーションのトラフィックを複数ターゲットに分散することができる
複数台でwebサーバを運用する際、特定のwebサーバにトラフィックが偏らないように
ELBが負荷分散を行ってくれます。
以下のELB未使用とELB使用パターンを図で見ていきましょう。
上記図の様にアクセスの負荷分散を行うことで、安定したサーバ稼働が行えるようになります。
メンテナンスや障害時は切り離せる
複数台サーバのうち特定サーバをメンテナンス等で停止する際にELBから切り離すことができます。
切り離しすることによってユーザからはシステムが使えるのでサービスやシステムを停止したくない時には重宝します。
ヘルスチェックでターゲットが正常稼働しているかの監視ができる
ELBでターゲット指定している複数台サーバに対して、ELBと正常に接続されているか監視を行ってくれます。
ヘルスチェックで正常稼働していないとみなされた場合は、自動的にELBから対象のターゲットが切り離されます。
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