Androidアプリのマルチデバイス対応について
Androidアプリのマルチデバイス対応はなぜ必要なのか?
Androidでアプリ開発を行う上で、マルチデバイス対応は必ず考慮しなければなりません。
オープンプラットフォームであるAndroidでは世界中のメーカーから様々な端末が発売されるため、
異なる端末上で動作するアプリのUIを統一させるには、マルチデバイス対応が不可欠なためです。
UIはsrc上で動的に設定する場合を除いて基本的にresフォルダ配下のファイルで設定しますが、
下記のようにフォルダ名の後に画面密度を指定することで、
特定の画面密度の端末のみがそのフォルダ配下を参照することができます。
drawable-ldpi | ldpiの端末のみが参照 |
---|---|
drawable-mdpi | mdpiの端末のみが参照 |
drawable-hdpi | hdpiの端末のみが参照 |
drawable-xhdpi | xhdpiの端末のみが参照 |
drawable-xxhdpi | xxhdpiの端末のみが参照 |
また、下記のようにAndroidのVersionによる指定も可能です。
- values-v14 ⇒API Level14の端末のみが参照
これらの仕組みを駆使して最少リソースで、
開発者が意図するUIを提供することが品質の向上に繋がるでしょう。
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