Ruby on Railsの概要について
Ruby on Railsとは
Ruby on Railsはwebアプリケーションを開発するためのフレームワークです。
一般的には略してRailsと呼ばれることが多いので、本稿でもRalisと呼ぶことにします。
本稿ではRailsの概要とその体系を具体的に説明し、
Railsとは何者でどういった機能を提供するかに触れていきます。
webアプリケーションとRails
webアプリケーションとは具体的にはwebを介してユーザにアプリケーションを提供します。
webアプリケーションで使用される開発言語はJava,PHP,Python,Perl等がありますが
RailsではRubyという開発言語を使用しています。
Ralis自体は言語ではなくフレームワークといってアプリケーションを
効率よく開発するためのライブラリ、ツール、設定ファイルがセットになっています。
RailsとMVCアーキテクチャ
MVCアーキテクチャと聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、
内容は至ってシンプルなものです。
MVCとはそれぞれ「Model(モデル)」「View(ビュー)」
「Controler(コントローラー)」の頭文字を取っています。
MVCアーキテクチャとは、アプリケーションを構成するコードの役割を
MVCの3つに分けることでシンプルかつ見通しの良い、アプリケーション
開発を可能にすることにした体系のことです。
モデル、ビュー、コントローラーの大枠の役割は下記の図を参考にしてください。
役割 | 振る舞い |
---|---|
モデル | データベースに格納したデータ、データ書式等のルール |
ビュー | ユーザに見せるインターフェースのデザイン |
コントローラー | モデルとビューの間に入って、モデルからデータを取り出し、 ビューに渡す。また、ビューからデータを受け取りデータベースに格納する。 |
スポンサーリンク